小泉洋物店:配布広告(御進物虎の巻
箱番号+整理番号
PP292-020
発行主・広告主
小泉洋物店
旧蔵者
萬年社
内容
その他広告スクラップ
内容日付/文字情報/備考
1918/12/00
・祝い袋を模した配布広告
・内側にはパンフレット形式で贈答品の詳細が記載 「大正七年十二月」のメモ書きあり 御進物虎の巻
小泉タイムス贈答用品號
御進物號
暑熱日に加わり候、烈日の下、活発々地の活動も亦一快事に候。
冷は冷を以てし、熱は熱を以て消す、暑中活動の後、一浴、涼風腋下に湧くの晩景の気分は働く人、強き人の本快とする所に候。
「小泉月報」初号を発行いたし候処江湖諸賢の好評を得、一層今後は月報以上更に奮励努力、新製品の紹介に余蘊なきを期すべく候市中夏祭の終るを俟たで早くも御進物用品の御注文続々飛来するに対し今季は更に
御贈答品を極めて
潤沢に精選充満仕り各方面に向かって十二分に御満足を與うることに努め申し候、その故を以て臨時に御進物号を発行し御贈答用品御選択のしをりと致し候。
切手構造の説明
弊店新案の商品券は台紙は白茶の地色に西洋草花を月桂冠とし花は白抜きに葉はグリーンの淡彩、上に桃色リボンを付し商品券は図案草花を濃き藍色に、輪郭を水色としたる清酒の風致、これを緑り色リボンに挟みたる体裁、在来の商品券を圧す。
今回発売の此商品券に就て
如何に文明的なる商品切手でも従来の商品切手では金額に係わらず贈る方でも貰う方でも何となく物足らぬ心地せらる此故に弊店は茲に台紙付の商品券を新案し券御使用後に残る台紙に絵はかき又は写真を差し換え得らるるという至極面白きものを金一円以上の御注文に限り調達仕候間如何に先方の喜ばるるかを実地に御試験下され度候善はいそげ!!
<五十銭前後 二三十銭より質八十銭の品
男子向として・・・・・(略)
御婦人向として・・・・・(略)
御子達向として・・・・・・・・(略)
家庭向として・・・・・・・・・・(略)
<一円前後八十銭以上 一円五六十銭迠の品
男子向として・・・・・(略)
御婦人向として・・・・・(略)
御子達向として・・・・・・・・(略)
家庭向として・・・・・・・・・・(略)
△ニ三円位
男子向として・・・・・(略)
御婦人向として・・・・・(略)
御子達向として・・・・・・・・(略)
家庭向として・・・・・・・・・・(略)
△四五円位
男子向・・・・・(略)
婦人用もの・・・・・(略)
御子達向・・・・・・・・(略)
家庭向・・・・・・・・・・(略)
△七八円位より十円迄
男子向として・・・・・(略)
婦人もの・・・・・(略)
御子達もの・・・・・・・・(略)
△十円以上
男子向として・・・・・(略)
婦人もの・・・・・(略)
御子達もの・・・・・・・・(略)
御贈答用品に
就きましては上記いたしましたる如く五十銭前後の男子向、婦人向、御子達向
家庭向より以上一円前後二三円前後、四五円前後、七八円前後、十円以上といたしました。
電話一響
呼鈴の音は小泉の店に朝から夜にかけて絶えませぬ、即ちお電話をかけて頂きますれば即刻御間に合うようにお答え申し御用品を敏速に整い申します。又何よりも世話の入らない
小泉の商品券
は一円以上何程にても御用命を願うことにいたしました、商品券は優秀な箱入と致してございますから是亦本年も大々的好評を博するとでございましょう
小泉の飾窓
高麗橋街頭に飾窓に一きは精新を放って居りますのは小泉の飾窓でございます。これは敢て勝手自慢ばかりではございません、月に数回も季節季節の流行品を一つの好書画となし夏は殊更清爽なる飾り付けといたすことに心掛けて居ります、大阪の中心、船場の中央、高麗橋街頭にはいつも颯爽雪の如き盛夏用品の陳列しあること、涼味万斛、海波慕わし海水浴用品や或は亦翠溪飛瀑を想うの避暑旅行用品など一点一物、何れも精巧にして斬新なるものを選華して一つのウインド飾りとすることに努む。
舶来の香水も馥郁として楽園の香を偲えば彼処に清涼肌衣、清涼シャツ、ハンカチの雪の山を築きなどして清爽の風趣に異彩を放って居ります。
納博即売会
天王寺公園に於て開かるべき納涼博覧会は大阪夏の行事の一つとして毎夏季好評のもの、園内の緑樹、飛泉に濡れて正世阪の晩涼水の如き時、雪山、氷海を現出して化学、造化の玄妙に眩驚すべき納涼博覧会には清涼の製品を陳列すること是亦好評多大のものに有之候、小泉にてはこの期を卜して弊店独特の意匠に成りたる陳列に活気を発揮して弊社発売のビクター石鹸を館内に於て即売致し居り候
御進物用品は申すに及ばず夏向雑貨店内に取揃えてありますから御通りがけには是非御立ち寄り下さい
目下頻りに新品輸入の途にあり来るに随って店頭に精彩を放ちつつあり
夏の御進物には之が一等受がよい
ビクター石鹸 半打入 五十五銭 一打入 一円十銭
同 石鹸入付 一円
・内側にはパンフレット形式で贈答品の詳細が記載 「大正七年十二月」のメモ書きあり 御進物虎の巻
小泉タイムス贈答用品號
御進物號
暑熱日に加わり候、烈日の下、活発々地の活動も亦一快事に候。
冷は冷を以てし、熱は熱を以て消す、暑中活動の後、一浴、涼風腋下に湧くの晩景の気分は働く人、強き人の本快とする所に候。
「小泉月報」初号を発行いたし候処江湖諸賢の好評を得、一層今後は月報以上更に奮励努力、新製品の紹介に余蘊なきを期すべく候市中夏祭の終るを俟たで早くも御進物用品の御注文続々飛来するに対し今季は更に
御贈答品を極めて
潤沢に精選充満仕り各方面に向かって十二分に御満足を與うることに努め申し候、その故を以て臨時に御進物号を発行し御贈答用品御選択のしをりと致し候。
切手構造の説明
弊店新案の商品券は台紙は白茶の地色に西洋草花を月桂冠とし花は白抜きに葉はグリーンの淡彩、上に桃色リボンを付し商品券は図案草花を濃き藍色に、輪郭を水色としたる清酒の風致、これを緑り色リボンに挟みたる体裁、在来の商品券を圧す。
今回発売の此商品券に就て
如何に文明的なる商品切手でも従来の商品切手では金額に係わらず贈る方でも貰う方でも何となく物足らぬ心地せらる此故に弊店は茲に台紙付の商品券を新案し券御使用後に残る台紙に絵はかき又は写真を差し換え得らるるという至極面白きものを金一円以上の御注文に限り調達仕候間如何に先方の喜ばるるかを実地に御試験下され度候善はいそげ!!
<五十銭前後 二三十銭より質八十銭の品
男子向として・・・・・(略)
御婦人向として・・・・・(略)
御子達向として・・・・・・・・(略)
家庭向として・・・・・・・・・・(略)
<一円前後八十銭以上 一円五六十銭迠の品
男子向として・・・・・(略)
御婦人向として・・・・・(略)
御子達向として・・・・・・・・(略)
家庭向として・・・・・・・・・・(略)
△ニ三円位
男子向として・・・・・(略)
御婦人向として・・・・・(略)
御子達向として・・・・・・・・(略)
家庭向として・・・・・・・・・・(略)
△四五円位
男子向・・・・・(略)
婦人用もの・・・・・(略)
御子達向・・・・・・・・(略)
家庭向・・・・・・・・・・(略)
△七八円位より十円迄
男子向として・・・・・(略)
婦人もの・・・・・(略)
御子達もの・・・・・・・・(略)
△十円以上
男子向として・・・・・(略)
婦人もの・・・・・(略)
御子達もの・・・・・・・・(略)
御贈答用品に
就きましては上記いたしましたる如く五十銭前後の男子向、婦人向、御子達向
家庭向より以上一円前後二三円前後、四五円前後、七八円前後、十円以上といたしました。
電話一響
呼鈴の音は小泉の店に朝から夜にかけて絶えませぬ、即ちお電話をかけて頂きますれば即刻御間に合うようにお答え申し御用品を敏速に整い申します。又何よりも世話の入らない
小泉の商品券
は一円以上何程にても御用命を願うことにいたしました、商品券は優秀な箱入と致してございますから是亦本年も大々的好評を博するとでございましょう
小泉の飾窓
高麗橋街頭に飾窓に一きは精新を放って居りますのは小泉の飾窓でございます。これは敢て勝手自慢ばかりではございません、月に数回も季節季節の流行品を一つの好書画となし夏は殊更清爽なる飾り付けといたすことに心掛けて居ります、大阪の中心、船場の中央、高麗橋街頭にはいつも颯爽雪の如き盛夏用品の陳列しあること、涼味万斛、海波慕わし海水浴用品や或は亦翠溪飛瀑を想うの避暑旅行用品など一点一物、何れも精巧にして斬新なるものを選華して一つのウインド飾りとすることに努む。
舶来の香水も馥郁として楽園の香を偲えば彼処に清涼肌衣、清涼シャツ、ハンカチの雪の山を築きなどして清爽の風趣に異彩を放って居ります。
納博即売会
天王寺公園に於て開かるべき納涼博覧会は大阪夏の行事の一つとして毎夏季好評のもの、園内の緑樹、飛泉に濡れて正世阪の晩涼水の如き時、雪山、氷海を現出して化学、造化の玄妙に眩驚すべき納涼博覧会には清涼の製品を陳列すること是亦好評多大のものに有之候、小泉にてはこの期を卜して弊店独特の意匠に成りたる陳列に活気を発揮して弊社発売のビクター石鹸を館内に於て即売致し居り候
御進物用品は申すに及ばず夏向雑貨店内に取揃えてありますから御通りがけには是非御立ち寄り下さい
目下頻りに新品輸入の途にあり来るに随って店頭に精彩を放ちつつあり
夏の御進物には之が一等受がよい
ビクター石鹸 半打入 五十五銭 一打入 一円十銭
同 石鹸入付 一円
資料形態
大型古資料
制作者
大阪??精版印刷所
高さx幅(mm)
165x82
物理媒体/状態
(h165mm)
制作日付
1918-12-00