栄養食料研究所：配布広告（栄養志るこ）

箱番号＋整理番号
PP330-165
発行主・広告主
栄養食料研究所
旧蔵者
萬年社
内容
その他広告スクラップ
内容日付／文字情報／備考
円形デザインの配布広告 （表）
志るこの革命児
大坂医科大学理学診療科長　医学博士　長橋教授推奨
国産奨励　登録商標　栄養志るこ　専売特許
製造元　株式会社　栄養食料研究所
家庭必需品

（中）
栄養志るこの出現
昔、小豆粥が日本人の常食であつたが、其小豆を餡にする製法は、古往今日迄、その軌を一にし、些の進展を見ませぬ、随て栄養分の脱失とか、時間と労力の不経済は、申上ぐるまでも御座いません。
由来、栄養と嗜好と経済の三拍子揃つたものは極めて尠いが、最近科学の進歩は栄養志るこの出現に依て、此の三位一体の理想が実現されました。

栄養志るこの特徴
日、独、仏、英、米五種の専売特許を応用実施し、水を用ひず、僅か一分間以内の乾煮で、小豆天賦の滋養、香気、風味を保有する他に此類の鮮い独特の製造法の為めに、ヴイタミンが消滅せざるのみならず、恰かも葛が混合したかの如く思はるゝ可溶性澱粉が、一分間炊きますと、粘気が出て消化吸収に好適し、胸焼がせず、且便秘及脚気患者並に幼老者の常用品として歓迎せられ、どんなお家庭でも熱湯さへあれば一分間で最高級のお志るこが出来ます。

さらしあんとの比較
●熱湯に投じて一分間炊けば、美味しいお志るこが即座に出来ます。
●純良小豆以外何等の混合物がなく、且着色してありません。
●小豆天賦の香気、風味があつて決して日なた臭くありません。
●可溶性澱粉で粘り気を生じ、舌触りがよく、子供や老人に最も喜ばれます。
資料形態
大型古資料
制作者
日本
高さｘ幅（mm）
75x140
コレクション