内容記述／Description
掛ケ候迄ニ而、高直ニ売不出様ニ候事
一、是迄竿鉛中買等致来候者共儀、
向後吹屋共方にて竿鉛買取候
上、仕似之得意等へ小売致候儀は、
是迄之通勝手次第可為事
右之通三郷町中可触知者也
寛保弍戌五月
一、諸国ｙ当表へ廻着鉛近年無数、鉛商
売人之差支ニ相成候、就中山元へ罷越、
鉛買取候儀有之趣相聞、山元ニて
買取候様成儀有之候而ハ、廻着弥無数
成候間、縦竿鉛ニ而候共、山元ニて買
取候義は致間敷候、尤先達而相触候通、
弥鉛囲置候儀は無之様ニ可相心得候、
此已後山元ニて鉛買取来候者有之候ハヽ、
吟味之上急度可申付候
右之通三郷町中可相触者也
延享元子年
六月